性の楽園ハレムでの暮らしも楽じゃない!?

現代では「ハレム」は妻専用の居室を指すようになっていますが、古代の王宮においては、セックスの楽園でした。金と権力を握る王候貴族たちが、最後に望んだものは性の追求です。何人かの妻をめとり毎日セックスしても、男の欲望はつきることはありません。さらに美しい娘を、処女を、名器をと求め続けたのです。戦争により捉えられた娘たちは、奴隷として売買もされます。その中で美しい者は宮殿へ売られたり、貢ぎ物として捧げられたりしました。

次々と女たちが宮殿のハレムに集められましたが、そこは王さま以外の男性が入ることのできない部屋。一人の男が何十人、何百人もの女を相手に性を楽しんだのです。女たちにとっては、セックスが重要な商品になります。奴隷という身分であっても、王の寵愛を受ければ贅沢な暮らしが保証されますし、子どもを作れば、王子の母となることができます。ハレムは、大勢の女たちが、王を求めて競いあう世界でもありました。


1本のペニスに群がる女たち

ハレムの女たちは、礼儀作法や料理、踊り、読み書きなどを教えられ、王に仕えるものとしての最低限の教養を身につけさせられます。性のテクニックも磨かれ、ヴァギナだけでなく口やアナルを使った性技についても習得し、王の日常生活を手伝いながら、気に入られればセックスの相手をさせられます。ハレムではすべての女に平等にチャンスがあるわけではありません。中には1度も王に抱かれない女もいます。そんな女は、生涯ただの奴隷として過ごすことになってしまいます。

王のペニスを受け入れる回数が多ければ多いほどチャンスが拡大しますので、女たちも必死です。何とか王に振り向いてもらおうと、美と性のテクニックを競いあいます。何度か性交してみて「いらない」と思われれば、部下たちに「褒美」として払い下げられてしまいます。1回ごとの性交がとても重要なのです。一生に一度の出会いと心得ることを「一期一会」といいますが、ハレムでは「一交一会」でした。1回の性交で、相手をとりこにしなければならなかったのです。


王が亡くなれば、用済みとなる女たち

ハレムの女たちは、王の所有物。王が亡くなってしまうと、存在価値もなくなります。それどころか、万が一、亡くなった王の子どもを身ごもっていたりすれば、後継の王にとっては「邪魔者」となってしまいます。古代の王国においては、後継問題を解決するために、王である父親が亡くなると、あとを継いだ息子は自分の兄弟たちを幽閉したり殺したりしていたのです。それゆえ、妊娠している女は殺されるのが普通でした。

それ以外の女たちも、王宮からは追い出され、「嘆きの家」と呼ばれる屋敷で暮らすことになります。王が生きていたときのような贅沢な暮らしはできません。残りの生涯を、寂しく過ごすしか道はなかったのです。それゆえ、ハレム内では、女同士のし烈な争いがありました。

かつての王宮では、ハレムは王候貴族たちの性の楽園でした。多くの女性たちが、毎日性を競い合いました。今では、そうした習慣はなくなりましたが、富豪の屋敷にはプール付きのハレムなどがあり、女性たちがセクシーな水着で泳ぐこともあるそうです。


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