イスラムは女性の地位を向上させた?それとも低下させた?

イスラムを語るうえで、いまだに議論となるのが、イスラム教は女性の地位を向上させたかどうかという点です。多くの日本人は「女性を所有物のようにあつかうし、低下させたのでは?」と昨今のニュースを見て思っているでしょう。

ですが、女性を縛りつけているといったイメージは一部のことを誇張したものであり、実際は尊重されている部分もたくさんあります。そして見方によっては、確かにイスラム教は女性の地位を高くしたと言うこともできるそうです。


イスラムの教えは男女の差別をなくすための役割を果たした?

恋愛自由で、服装にも制限がない日本から見ると、いろいろなルールに縛られているイスラムの女性は地位が低いように見えることでしょう。しかし人によっては、イスラムはむしろ女の人の地位を向上させたと考えているそうです。

実際、コーランの中には男女の平等に関しての記述がいくつもあり、女子えい児殺しなどについても禁止するということが書かれています。初期から中期にかけての啓示のみを見るなら、性差別の少ない世界と言えるでしょう。

ただ後期になるにつれて、女性を従属的にあつかう内容のものが増えるそうです。おそらく、後期の啓示が書かれた時期は、ムスリム共同体が国家として形になっていく時期であり、男女の役割を区別する必要があったからでしょう。


現代社会ではイスラムの女性も着々と活躍の場を広げている

さらに興味深いのが、現代のイスラム社会でも女性に対する罰則や制限が厳しくなる一方で、社会進出については増加の傾向があるということです。加えて家庭内暴力の禁止や離婚問題についても改正する動きが出てきています。

上記の制限についても、国家として成立することで戦争が増え、また人口や国を維持するための効率的な統治という理由から、おこなわれた可能性が高いです。繁栄していくためには、女性を家庭の存在とする必要があったのでしょう。

昨今の女性への悲惨な仕打ちについても、一部の過激な思想を持つ人々がおこなっていることが多く、大半のイスラム教徒は平和的で平等な考えを持っています。ですからイスラムが女性の地位を低下させたというのは違うでしょう。


イスラムを誤解しないように!歴史的な背景も考慮して理解する

以上のことを踏まえると、もともとはイスラムの教えは男女を平等な存在として考えるものでしたが、国家としてうまくやっていくために、やむを得ず男女に性別的役割を課した結果、差別的に見えるようになったと言えるでしょう。

しかし他国からの批判を受けたことや、インターネットなどの影響もあり、現在では着々と海外のように性に対して制約を受けないようになっています。今後も改善はすすみ、いずれは女性に制限がなくなるかもしれません。

ただ、誤解してはならないのが、現在において女性が不自由をしていて不幸というわけではないということです。確かに不便さを感じている人もいますが、人によってはムスリムの女性に対する考えを喜ばしく思


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