現代イスラム社会の本音~バングラデシュ編~

イスラム教を信仰する国では宗教上の理由から服装や食事に至るまで厳しい決まりごとがあり、それを守って暮らしています。ただし、歴史的な地域の事情や多種多様な宗教とのかかわり方をしていた国によってはそこまでそのルールが厳しいわけではない国もあります。


アジアの最貧国と言われるバングラデシュ

アジアの国の中でも最も貧しい国と言われているのがバングラデシュです。元はお隣のインドと同じくイギリス領でしたが後のインドの独立の際にこの地域も独立。しかしインドがヒンドゥー教徒主体の国であったことから現在のパキスタンの一部、東パキスタンとして独立してしまったのです。ですが言語の違いと言った問題からパキスタンとも対立、独立戦争を経てバングラデシュは独立しました。ガンジス川を持つことから水資源は豊富で米やジュートなどの生産が盛んで古くは黄金のベンガルとも言われた裕福な地域でしたが洪水の多さがとインフラ整備が上手くいっていないこともあって貧困国となっています。


中東ほど戒律は厳しくない穏健派イスラム国

最貧国のバングラデシュは人口の90%がイスラム教徒と言うイスラム教国の一つです。そのほかにもヒンドゥー教、キリスト教、仏教の信者もいます。元々この辺りは12世紀ごろまで仏教がさかえ、その後ヒンドゥー教にとって代わられると13世紀にはイスラム教が入ってきた歴史があります。そんなバングラデシュですが中東地域ほど戒律は厳しくなく、女性の恋愛も自由に行っていたり若い女性はイスラム特有の頭からかぶる布をつけて無かったりします。他の宗教のともそこまでぶつかることなく地元の慣習にとも混ざるようになっていったようです。元々の国民性もあって外国人にも非常に寛容なバングラデシュの人々ですが基本的なイスラムの教えは守っているのでそのあたりは理解しておく方がいいかもしれません。


女性の社会進出はかなり進んでいる

貧困から抜け出せずにいる国、バングラデシュですが女性の社会進出は他のイスラム教国と比べて随分と進んでいます。イスラム教では女性は家の中にいるのが基本ですがバングラデシュは普通に働きに出ています。また国会議員の30%は女性にするというルールもありますし大学の授業料については無料と言う政治的にも女性の社会進出を後押ししています。そしてなんといっても現職の首相は女性が努めています。この方はバングラデシュ独立に活躍した方の長女とのことです。女性の教育にも力を入れていますが貧困のため学校が少なく、中等教育を受ける前に家計を助けるために退学してしまったり文化的な慣習によって女性が早期に結婚したりしてしまうため教育が追い付かないのが実情です。

歳でのノーベル平和賞授与となり、パキスタン国内でも賞賛の声と銃撃した犯人を強く非難する声が上がりましたが、保守的な人たちは快くは思っていないのも現状です。

中東地域を見ると今でも学校に通えない若い女性の姿はめずらしくありません。東南アジアのイスラム教徒は中東ほど厳しい戒律ではなく寛容的な考えで女性の社会進出を後押ししています。バングラデシュの場合は貧困状態を脱することが出来れば厳しい女性の社会進出ももっと後押しされるでしょう。厳しい戒律だけがイスラム教ではなのかもしr4得ません。


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