現代イスラム社会の本音~インドネシア編~

皆さんは世界一のイスラム教徒が暮らす国はどこだかご存知ですか?実は東南アジアのインドネシアが世界で最もイスラム教徒の人口が多い国なのです。実に人口2億5千万人の75%がイスラム教徒です。そんなイスラム教徒の多い国ですが世界で最も戒律に寛容な国でもあります。


イスラム国家ではなく世俗主義をとる国、インドネシア

イスラム教徒の多いインドネシアですが、実のところインドネシアはイスラム国家ではありません。インドネシアは言葉も文化も違う300ほどの民族の集まった多民族国家であるためイスラム教徒の他、キリスト教、ヒンドゥー教、土着の民間信仰などが入り混じっているので信教の自由や政教分離と言った世俗主義をとっています。イスラム教を国教とする国と違ってイスラム法による罰則もありません。そのためインドネシアのイスラム教徒は他のイスラム教の国と比べて比較的緩い生活スタイルをとっています。


学校は一般の学校とイスラム系の二本立て

インドネシアの学校は基本日本と同じ小学校6年、中学校3年で高校3年という教育制度をとっています。コレラは教育文化省という役所に管轄されていますが、宗教省が管轄するイスラム系の教育を行う学校もあります。イスラム教国の場合、女性の学校教育がまだ十分でないところがありますがインドネシアは多くの人が教育を受けているようです。この他にも他の宗教の学校があるようす


オシャレを楽しむムスリム女性の多い国

ムスリムの女性と言えばヒジャブと言ったスカーフの他、全身を覆うような布を着用します。本来は夫や家族以外の男性に姿を見せないようにするためのものですが、インドネシアが他の地域と大きく違うのはこの辺りの決まりが非常に緩いことです。特に若者の中にはヒジャブを着用しない人までいるくらいです。そんな若い女性に流行っているのがカラフルなヒジャブでおしゃれに着こなすということ。巻き方も本や雑誌で紹介されネットでも巻き方を教える動画といった情報が発信されています。柄も服の流行と同じように花柄や動物、水玉やエスニック柄などさまざまです。結果的にこれまでヒジャブの着用を嫌がった若い世代にもファッションとして受け入れられつつあるようです。


イスラムの中でも最も寛容な環境

多民族国家であることから宗教に寛容な環境が作られた国、インドネシアですが信仰の強さはまちまちのようでイスラム教徒であれば教えに従ってしっかりと体を隠す人や家族以外の男性と写真を撮るのも断る女性もいます。しかしそういったことも気にせず酒を飲まないけども豚肉は食べるといった人もいます。またイスラムの慣習よりも民族独自の文化を優先する人も多いようです。

インドネシアはイスラム教徒の多い国の中でも非常に宗教に対して寛容な国であることが分かります。日ごろから日本などの東アジアの文化が入ってきているようで日本のアニメや韓国のドラマが人気でイスラム教徒の多い社会でも国際化に合わせて変化しつつある国と言えるでしょう。インドネシアの女性たちもそんな流行を上手くイスラムの教えに合わせているようです。


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